2016年10月4日火曜日

学生ヘルパーさんの声

あいあい通信129号より

今 、あいあいに登録されている17歳から20代の若者は 30名程います。ほとんどの方は友達が友達を誘って、先輩が後輩を誘ってなど。若者同士の交流であいあいに登録されている方が多いのですが、近頃、ヘルパーで働いている方が(娘が大学生になったのであいあいでバイトさせてください) と言ってくださる方もおられ助かっています。
皆さんの近くで ヘルパーのアルバイトができそうな人、また何か他にも仕事を探しているような方をお見受け致しましたなら、一言声をかけてお誘いください。
学生さんは、約2年から3年のアルバイト期間に多くのことを学んで下さっているようです。その何人かをご紹介します。

ヘルパーを通して
どんなことが勉強になりましたか?

◆文字盤やセンサーなどを使ったコミュニケーションがスムーズにとれるようになり、患者さんやご家族の信頼関係が築けるようになった。
◆おむつ交換、体位変換など、日常生活援助が上達した。
◆リフト、電動車椅子など、なかなか実習でも取り扱う回数がすくない物品をたくさん取り扱います。そのため、原理や管理の仕方、コツがつかめて物品の使い方がスムーズにできるようになった。
◆訪問看護などの訪問サービスの仕組みや、在宅ならではの工夫がみえます。また、外出にも同行出来るので、社会人のつながりを感じることができた。

学生ヘルパーさんの声
★受身でただ業務を行うのではなく、自己開示をすることで信頼関係が築けるのではないかと思い、実習時患者さんにも同じように自己開示してみたら、話が弾んで信頼関係構築に役立ちました。

★この先、実習で看護師の方に病院から在宅への移行のための医療従事者としての役割を教えていただくときに、実際の在宅の様子がイメージでき、とても分かりやすいです。
また実習でも受け持ちの患者さんの退院後の生活をイメージできるので、退院後を考えた看護介入を立案することができました。1年生の方にはぜひボランティアを通じて様々な学習と技術向上を深めて欲しいと思います。友達にボランティアの経験から就職先を決めた人もいるので、この先の看護学生生活がより意味のあるものになると思います。

★ベットから車椅子に移動する時や体位を換えるときなどもバイトで行うためすごく役に立ちました。

★個人的に在宅で生活されている療養者さんやご家族のことが知れたこと、療養者さんのもつ疾患の理解が深まったことで(まだまだ勉強の途中ですが)、自分のやりたい看護が見つかったり、看護に対する考え方も少し変わってきた気がするのでボランティアを経験させて頂けて本当に良かったです。
このボランティアを経験させて頂くことは、絶対に自分の糧になると思います!皆さん頑張って下さい。