2019年12月10日火曜日

あいあい研修~10月17日在宅介護と人工呼吸について

 10月17日(木)訪問看護ほっとステーションの殿岡登代氏を講師に『在宅介護と人工呼吸について』をテーマに研修を行い、6名余が参加しました。当事業所の利用者の方は2社の人工呼吸器を使用されており、各機器の数値等見方の確認を行ないました。

 また、人工呼吸器を装着の利用者は、痰吸引が必須であり、緊急時どこまでヘルパーができるか(ご家族や医療者しかできないことがあるため)などの質問があがりました。医療行為をどこまでできるのかについては曖昧な点が多く「担当医師に確認する必要があるのではないか?」との意見もあり、利用者ごとのマニュアルを再度チェックすることになりました。

★実際、あいあいの利用者様たちが使用している人工呼吸器★

MonnalT50(IMI社)▲  
トリロジーO2plus(フィリップス社)▲

★参加者の声★
・自然呼吸についての内容が難しかった。
・利用者ごとにきちんと対応しないといけないと思いました。
・自然呼吸が複雑なメカニズムだと言うことがわかり、それを補う人工呼吸器の精密さに改めて気づかされました。問題が起こった時の対応は、サービスに関わるヘルパー皆が熟知する必要があると思いました。

2019年9月2日月曜日

ヘルパー豆知識 排泄臭の対策に吉報!


 S利用者さん宅から帰ってきたサ責が「『良い香りに変える消臭スプレー』って知ってる?ゴミ箱を開けても、オムツの排泄臭がしなくて良い匂いしかしないんだよ」と、事務所でちょっとした話題になりました。

 調べてみれば、介護する人を助けるというコンセプトのヘルパータスケという新ブランド(アース製薬)の一つの商品でした。普通消臭剤は、悪臭に対し強い臭いでごまかすのが大半、でもこの消臭剤は、新しく開発された『デオマジック』という有効成分が排泄臭自体を利用して良い香りに変え、衣類・寝具、トイレやゴミ箱などニオイが気になるところに直接使えるそうです。スプレーの他お部屋全体の消臭するノーマットもあります。
 値段は少しお高めですが、臭いに困っている方にお勧めしてみては?

2019年5月8日水曜日

あいあい研修~4月25日グループ意見交換会と懇談会の報告

 4月25日(木)午後6時30分より、あいあい事務局にて、グループ意見交換会と懇談会を行ない13名のヘルパーが参加しました。歓談しながら食事をした後、医療行為、身体介護、同行援護のグループに分かれ意見交換会をしました。

■医療行為のグループ■
「長時間サービスに入っているケースが多く、技術面だけではなく、利用者さん、ヘルパー双方のメンタルケアの必要性が求められているという意見から、研修や担当者会議を年度内に実施していきます。」(森田・松本 サービス責任者より)

■同行援護のグルーブ■
「ヘルパーが考える安全と、利用者さんが考える安全との差が大きくあることを痛感する。小雨の場合、路面が濡れて滑りやすく危ないと感じるが、利用者さんは“ガイドを利用するから危険はない”と感じている方が多い。サービスに入るにあたり、利用者さんにも安全を期する意味で、天候に関する注意喚起をしてほしいとの意見から、早急に内容をとりまとめ、利用者さんに説明致します。」(高橋 管理者より)

■身体介護グループ■
「同じ利用者さんに入っているヘルパーさんが集まり、それぞれ感じていることを話し合いました。特に、最近利用者さんがチャレンジしてできたことがあり、ヘルパーさんたちが喜びを共有できてよかったです。利用者さんの生活をサポートするためにも、定期的に担当者会議していきたいです。」
(高倉 サービス責任者より)

2019年4月16日火曜日

安心して介護に従事するために⑤

◆ヘルパーの事故◆

忘れ物に気を取られお風呂場で滑って転倒!

着替えを慌てて取りに行く途中、濡れていた脱衣所ですべってしまいました。

【事故防止にむけて】
普段気をつけていることとは違う、想定外のことが起きる事が多々あります。慌てたときにこそ事故が起きるもの。いつもより慎重になるように心掛けましょう。

※浴室、台所などすべりやすい場所はとくに注意!階段や段差のあるところも気を付けましょう。


イラストで見る介護事故事例集(公益財団法人介護労働暗点センター)より

2019年3月7日木曜日

安心して介護に従事するために ④

◆ヘルパーの事故◆

ベッドから車椅子の移動時ご利用者と一緒に転倒!

ご利用者を抱き上げたときに、バランスを崩して、腕を骨折しました。

【事故防止にむけて】
 まずベッドと車椅子の位置や高さ、物が落ちていないかを確認。ご利用者の身体能力を把握し、動作のたびに声をかけて移乗しましょう。

※ベッドから車いすへの移乗で起きる事故は多発しています。ご利用者の怪我にもつながるので、注意しましょう。

イラストで見る介護事故事例集(公益財団法人介護労働暗点センター)より

2019年2月7日木曜日

法人研修1月15日~普通救命講習


1月15日に行われた普通救命講習会のダイジェスト動画です。(40分)


https://youtu.be/B1_hTWiilpc
フリーBGM・音楽素材MusMus http://musmus.main.jp/

2019年1月30日水曜日

安心して介護に従事するために ③

◆ヘルパーの事故◆

介助に集中して無理な姿勢になり腰を痛めた!

入浴中に、立ち上がりを介助中、かがんで持ち上げようとして腰を痛めました。

【事故防止にむけて】
・入浴介助中は腰に負担が掛かる動作がたくさんあるので、腰を落として安定した姿勢で行いましょう。

・入浴時は転倒のリスクも高いので、力任せにがんばろうとせず、入浴用の介助グッズを利用しましょう。

(無理せず、介助が危険と感じたら速やかにサービスマネージャーに相談しましょう)


1月15日あいあい研修~緊急時対応(心肺蘇生実技)普通救命講習


1月15日(火)デイサービスりんりんにて、府中消防署から2名の講師を迎え、法人主催で“心肺蘇生実技普通救命講習”を行い17名が参加しました。昨年同様の講習が行われましたが、新情報として、人工呼吸器装着者への心肺蘇生の方法を学び得ました。
実技では、真剣な中でも楽しく体験することができました。

【参加者の感想】
・実際やってみないと分からないことを多かった。一度だけの体験では覚えられないので、毎年講習してほしい。
・AEDの大切さが理解できた。利用者さんとよく外出する場所で、AEDがどこに設置されているのか注意して覚えておきたい。
・実技を通して楽しく学べました。
などの声が聞かれました。

※録画を近日アップ予定です。


2019年1月11日金曜日

安心して介護に従事するために ②

類似した状況に遭遇した際の注意を促す目的で、シリーズで掲載していきます。

【ヘルパーの事故】
冬場の訪問席の玄関先ですべって転んでしまった!

荷物で両手がふさがっていたため、体を支えられず足を骨折しました。

事故防止に向けて
訪問介護は、訪問先、時間、天候など、異なる状況でサービスを提供します。外に出る際は転倒事故が多いことを意識しましょう。

【メモ】
訪問介護に限らず、室内から外へ出る際は転倒事故に要注意。特に冬場は降雪や凍結で足元はすべりやすくなっています。

安心して介護に従事するために ①

類似した状況に遭遇した際の注意を促す目的で、シリーズで掲載していきます。
【利用者の事故】
食事介護中、一旦落ち着いたむせ込みが激しくなった!

なぜ事故が起きてしまったのか?
誤嚥リスクに対する認識が足りなかったため、適切な対応が行えなった。
高齢者の誤嚥は、命に関わる大きな事故につながります。

事故防止に向けて
1度むせ込むと、むせやすくなる場合があります。
むせ込んだときは、看護師に相談するなど慎重対応しましょう。

食事介護中は”むせ込み”注意。誤嚥リスクを意識しましょう。

11/28あいあい研修~セルフマッサージの方法報告

11月28日(水)西府文化センターにて、セルフマッサージの講習会を行い、約20名の方にご参加いただきました。

講師は一昨年の講習もして下さった『てあて在宅マッサージ』の木村院長。
自分でもできる足のマッサージから、講師が説明をしながら実技をしてくださり、2人ペアになって実習しました。  
サポートにきてくださった先生たちが直接指導してくださり、やり方を確認しながら練習できました。

参加した方からは、ケアにはいる利用者の状態を説明し「その場合どのようにしたらよいのか?」という具体的な質問もあり、質問に応じた実践を丁寧に、ご指導してくださいました。参加者からは「早速利用者さんに実践しとても喜ばれました」「自分がやってもらって、すっきりしました」などの声が聞かれました。

※「足の揉み方」ところを動画で編集しました。(約8分 )
読み取りでのみ閲覧できます。なお、一般公開はされていません。
https://youtu.be/2_bcyOgFWGM