徐々に視力を失っていきました。
行動的なKさん、完全に視力を失ってからも
近所は一人で歩いていたのですが、
いよいよ一人では危いと家族から言われ、
昨年から多摩川遊歩道の散歩にあいあいを利用されるようになりました。
おしゃべりが好きなKさんと歩いていると、
しばしば小学生が「こんにちは!」など、いろいろな人が挨拶してきます。
その都度、「誰?」と「また声を掛けてね~」と言って別れます。
人との出会いの話も沢山話してくださり
「子ども達が成長するのが楽しみ」と…話題が豊富です。そんなKさんが「何かあった時に、助けてもらえるようにしないとね」とポツリ…
自分の立場を案じて備えているその姿勢にとても心を打たれました。